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![]() 大阪府農林技術センターにて ![]() 花鉢の養液栽培装置の開発について
技術士 (施設園芸コンサルタント) 原 周作
一般に鉢花の栽培は、限られた空域環境においての植物の正常な生育と、さらに加えて見事な開花が期待される事から、培地となる用土の構成は勿論のこと、給水と施肥にも格段の留意と技術を要するものであります。そして鉢花は、生かしたままで植物体を自由に移動させながら継続して観賞することが出来るので、今後もその需要は増加し、衰える事はないでしょう。しかし、鉢花を生産する栽培農家側においては、当然のことながら最適環境となる完璧な施設を作り、専門で高度な管理技術と熟練した作業によって見事に生育させられて、鉢花と言う立派な商品として生産出荷されるのですが、その鉢花が流通過程を経て、多くの場合、最終的には必ずしも最善とは言えない多様な家庭環境に持ち込まれる事となり、そこでは栽培経験の殆ど無い素人の消費者の手にゆだねながら、個々の希望としてはかなり長期間を持続的に観賞される事が望まれます。 そして通常では蕾が開花するなどして発育が進んだようにも見えますが、光量不足や、給水忘れなどが原因で次第に劣化へと経過して、早々と観賞に耐えない姿となってしまいます。光量の問題は見ればすぐわかりますが、鉢内水分量と通気および肥料養分の問題はバランスとして読み取ることが必要で、正確に対処することは素人ではなかなか難しい事であります。 ここに紹介するポットシステムは、鉢花として鑑賞することとなる最終的な姿としては、養液栽培の原理に基づいて開発した極めて栽培しやすい栽培装置に関するもので、必要な栄養分を一定の濃度に希釈しておいた培養液を栽培セットの貯水タンクの水量の減少を見計らって、ただ補給するだけと言う単純な管理作業によって,だれでもプロの園芸家の作品に見劣りしない見事な鉢花として育だて上げたり、栽培を持続させることが出来ます。 鉢底で養水分が吸収されると同時に十分な空気が触れてエアレーションが完全に実現することから根腐れを起すことなく、植物の健全な発育を促すことが出来ます。 ![]() 園芸店やホームセンターなど、各業種のお店などで、当商品を販売していただくことが可能です。
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